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    スタイルのあるクリエイティブ・クラスの日常から、いまという時代にふさわしいファッションライフを考える連載企画、「ニュー デイリー ライフ」。第1回にご登場いただくのは、日本陸上界を代表するオリンピアンであり、元“侍ハードラー”こと、為末大さんです。

    オリンピックに3大会連続出場した400mハードル種目の日本記録保持者であり、現在は指導者、タレント、コメンテーター、経営者、起業家など多彩なフィールドで活躍する、為末大さん。アスリートでもありパパでもある為末さんにとって、ビジネスマンとしてのスイッチを入れるために選ぶのは、いつでもスーツやジャケットなどのテーラードアイテムなのだといいます。


    この日のスーツは、シャドーストライプにコントラストの効いたストライプを重ねた、色柄の主張は控えめながらもシャープで堂々とした1着。重要な会議等のオケージョンにマッチし、さりげない高級感を醸す艶やかな生地もポイントです。

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    「僕が上京して初めて購入したスーツが、ポール・スミスのものでした。昔も今も、変わらず細身でシャープなテーラリングも展開しているのがいいですね。今日付けているペイズリー柄のタイも、昔からこのブランドのイメージと強く結びついたもの。しっかりした歴史と個性を感じますね」


    「モッズ文化が根付いていた」という広島出身で、細身のパンツを好んで穿いていたという為末さん。今なお体脂肪10%をキープしているという引き締まった身体に、凛としたストライプが映えるシャープなネイビースーツがよく似合います。

    スーツ ¥132,000、 シャツ¥ 19,800、 タイ ¥15,400、 タイバー ¥13,200、 チーフ¥ 7,700、 ウォッチ ¥39,600、 ベルト ¥17,600、 シューズ ¥63,800(すべて税込)

    SHOP SUITS

    普段着はもちろん、取材対応やテレビに出演する際にも、基本的に衣裳はすべて自前だというファッション好きの為末さん。

    「コーディネートも自分で考えてますよ。といっても、ただなんとなく合わせてるだけですけどね(笑)」と語ります。


    「館長を務めている『新豊洲Brilliaランニングスタジアム』ではスポーツウェアが基本ですが、ビジネスで人に会うような場面では、大体スーツを着るようにしています。オフはスポーティーなカジュアル、オンはスーツというふうに、スイッチを切り替えてますね」


    移動の多い日には、ジャージ素材のセットアップスーツにタートルネックのセーターで。足元のスニーカーソールを採用したレザーシューズによって、エレガンスと機動性を見事に両立しています。

    SHOP JACKETS

    ウールとポリエステルの撚り杢糸を使用したジャージ素材のジャケットは、同素材のパンツと合わせたセットアップスタイルで。ストレッチ素材のように劇的ではないものの、ポリエステルのふくらみやキックバックにより、自然な柔らかさと快適な着用感を味わえます。


    また、しなやかなジャージ素材でありながら、強力な形態安定性を獲得。上品な光沢感、コシのある生地感を堪能できるのもポイントです。インナーのタートルネックは、両肩にブランドを象徴するマルチストライプがあしらわれた遊び心のある1枚です。


    「若い頃は細身のモッズ・スタイルに親しんだこともあって、ポール・スミスには馴染みがある。ポップで英国らしいブランドというイメージがありますね。僕の好みは、身体にフィットしている服。ファッションは、やっぱりサイズ感が大切だと思っています」

    ジャケット ¥60,500、 トラウザーズ ¥27,500、 ハイネックセーター ¥19,800、 シューズ ¥60,500(すべて税込) チーフ スタイリスト私物

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    為末大(ためすえ・だい)

    1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初めてメダルを獲得。3度のオリンピックに出場。男子400mハードルの日本記録保持者(2019年3月時点)。現在は、Sports × Technologyに関するプロジェクトを行う株式会社Deportare Partnersの代表、一般社団法人アスリートソサエティの代表理事などを務める。『「遊ぶ」が勝ち』『諦める力』『生き抜くチカラ』など著書多数。

    Photography by Yuko Yasukawa
    Styling by Nobuyuki Ida
    Hair & Make-up by Kazuya Matsumoto @ W
    Editorial Direction & Text by Junya Hasegawa @ america