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    スタイルのあるクリエイティブ・クラスの日常から、いまという時代にふさわしいファッションライフを考える連載企画、「ニュー デイリー ライフ」。第3回にご登場いただくのは、元日本代表のプロサッカー選手であり、引退後は腸内環境にフォーカスしたヘルスケアビジネスを手掛ける実業家として活躍する男前ファッショニスタ、鈴木啓太さんです。

    元サッカー日本代表の色男。イケメンが多いことで知られるサッカー選手のなかでも、特に人気が高かったことで知られる鈴木啓太さんはいま、腸内環境の研究をベースにスポーツ&ヘルスケアを手掛ける、AuB株式会社の代表取締役を務めるビジネスマンです。かつては高度なセンスと華やかなスタイルで知られた鈴木さんですが、現在ではクラシカルなスーツを着用する頻度が高いそう。

    「ベンチャーだから自由(な恰好)でいいというのは、あまり好きじゃないんですよ。だからビジネスではスーツを着てタイドアップすることが多いですね。

    サッカー出身なのでイタリアっぽい華やかなスタイルが多いですが(笑)、ポール・スミスは10〜20代前半の頃に憧れていたブランドのひとつ。真面目というか……、上品でモダンクラシックな印象がとても際立っていました。いつのまにかその憧れに追いついてしまいそうな年齢になってきてしまいましたが、背筋が伸びるような着心地の良さ、シルエットの美しさは、やはり素晴らしいですね」

    スーツやジャケットなどのテーラリングが特にキレイだと思っていた、という鈴木さんが身にまとった“勝負服”は、イギリス北部のウエストヨークシャーで生まれたクリソルド社の生地を使用した、ウィンドウペーン柄のセットアップです。

    そして一段と冷え込むこれからの季節にピッタリなアウターは、トロピカルウールに機能性を持ったフィルムをボンディングすることにより、軽さや透湿・防風・保温といった機能を高いレベルで備えたジップアップタイプ。中綿入りのライニングは取り外しが可能だから3シーズン活用でき、前立て裏にあしらわれたアーティストストライプが、重く単調になりがちな秋冬のコートスタイルにおいて、気の利いたアクセントとして効果を発揮します。


    「基本的に、洋服ってTPOでしかないっと思っています。自分を主張するだけではなく、相手のことを考えられるのが大人の条件ですから。そういう意味でポール・スミスのアイテムは、カジュアルでも人を不快にさせない、好感度の高い服だと思いますね」
     

    コート¥99,000、ジャケット¥104,500、トラウザーズ¥38,500、シャツ¥35,200、タイ¥17,600、シューズ¥63,800(すべて税込)

    SHOP COAT

    「最近、こういうキレイめのカジュアルを着るようになってきました。ポール・スミスを着ていると、真面目そうに見えますね(笑)。若いイメージがあるけど、カジュアルなのにエレガントというこのスタイルは、僕らのような30〜40歳くらいの世代が着ることで新たな価値を生み出しそうな気がするんです」

    そう語る鈴木さんが羽織っているのは、まろやかでゆとりのあるシルエットが特徴的な、ガンクラブチェック柄のチェスターフィールドコート。伊・テシルビエラ社製のウールを使用し、ラグランスリーブのシーム部分にはブラックのパイピング、そして裾や袖口はローエッジ(切りっぱなし処理)で仕上げられています。このローエッジやインサイド・アウトなどのテクニックは、ポール・スミスではよく使われてきたおなじみのもの。

    中に着たクルーネックのセーターは、フロントがキャメル、バックがブラックという大胆なカラーブロッキングがポイント。肩から袖口にかけてインターシャ編みでケーブル柄があしらわれており、とても贅沢で手の込んだ1枚です。

    「コロナの大流行を受けてビジネススタイルに大きな変化があるなかで、こういったビジネスユースも可能なエレガントなスタイルやアイテムは、もっともっと評価、支持されていくでしょうね」(鈴木さん)
     

    コート¥132,000、ニット¥24,200、マフラー¥16,500、トラウザーズ¥22,000、シューズ¥66,000(すべて税込)

    SHOP MEN'S

    鈴木啓太(すずき・けいた)


    1981年静岡県生まれ。高校卒業と同時にJリーグ浦和レッズに加入し、2015シーズンをもって引退するまで中心選手として活躍。2006年、オシム監督によって日本代表に初選出され、オシムジャパン唯一の全試合先発出場選手に。現在はサッカーの普及に関わるとともに、自身の経験から腸内細菌の可能性に着目し、AuB 株式会社を設立。「すべての人をベストコンディションに。」を目標に掲げ、アスリートの腸内細菌の研究成果より、ヘルスケア、フードテック事業を行っている。

    Photography by Yuko Yasukawa
    Styling by Nobuyuki Ida
    Hair & Make-up by Kazuya Matsumoto @ W
    Editorial Direction & Text by Junya Hasegawa @ america