Red Ear

グランジやミクスチャー・ロックの出現によってバンドマンの着こなしが変化を遂げた80年代から90年代。2024年春夏シーズンのRed Earはこの時期にミュージックシーンに出現したスタイルや、西海岸のヴィンテージウェアから着想を得ています

Red Earのキーカラー、赤が印象的なブルゾンは、経糸に赤糸を使用したデニムと、同色の顔料プリントを施した生地とを組み合わせています。着用とともに生じる生地の擦れや自然な色落ち感を特殊な洗い加工で表現しています。

繊細な淡色のムラ感が異彩を放つコットンブルゾン。独特の風合いを感じるテクスチャーとややタイトなシルエットで洗練されたワークスタイルを演出します。セルビッチデニムのジーンズは、ロックミュージシャンが長年穿き続けたリペアジーンズをイメージし、70年代のヴィンテージデニムの風合いやナチュラルな縦落ち感を再現しています。

テクニカルなカラーダイで独創的な雰囲気が際立つナイロンオックスのフーデットブルゾン。大きなポケットや右後ろ裾の刺繍のデザインディテールが光ります。生地には特殊な染色加工が施され、深みのある陰影と穏やかなムラ感が魅力の一着。

サーフショーツをベースにしたストレートシルエットのショーツ。存在感のあるペイズリー柄は、インディゴ糸とカラー糸をジャカード織機で織り上げています。

ステッチライクなストライプ柄がナチュラルな雰囲気を漂わせたカジュアル半袖シャツ。アンバランスなポケットの配置がスタイリッシュな空気感をまとった一着。インナーに合わせたのは、ピッチの違うボーダー柄をあしらったスリーブのデザインが特徴的な半袖カットソー。

大柄のペーズリー柄をジャカード織りで表現したクルーネックの長袖カットソー。エスニック調に表現されたボタニカルなデザインが個性を演出。

発色の良い赤と色落ちした赤を左右の身頃に使用し繋ぎ合わせた長袖Tシャツ。存在感のあるフロントのアートワークは、生命の息吹を感じさせるビジュアルアーティストJana Sojka（ヤナ・ソイカ）の写真で、わざとずらしてあしらったデザインが独創的な雰囲気を醸し出します。素材には柔らかい肌触りのエーゲ海コットンを使用。

フロントが変則的な5つのボタンのオーバーサイズダブルブレストジャケットと、フロントに3タックが入ったワイドシルエットトラウザーズのセットアップスタイル。モノトーンでシンプルながら、素材のムラ感が引き立つ個性的なコーディネイトに。

コットンリネン素材が心地良い半袖ポロシャツ。胸元のボタン付きストライプ柄布帛ポケットがアクセントで、ややゆったりとしたシルエットがリラックス感を演出しています。

あえて異なる色柄をあしらった胸ポケットがアクセントのペイズリー柄のベストに、インディゴで染められたジャーマンクロスを使用したロング丈カバーオールを合わせて。複雑な印象のデザインながらも、全体的な色落ちがまとまりのあるスタイルを実現します。

繊細な色落ちでヴィンテージな雰囲気漂うニットポロ。オーバーサイズシルエットでリラックスした印象に。