丸の内店 Tinker Tailor Soldier Spy 写真展

2012年03月27日

主演男優賞を含む本年度アカデミー賞3部門ノミネート、スパイ小説の大家、ジョン・ル・カレの最高傑作“Tinker Tailor Soldier Spy”を、トーマス・アルフレッドソン監督が映画化した『裏切りのサーカス』がいよいよ4月21日よりTOHOシネマズシャンテ他全国順次公開されます。ポール・スミスは監督から要請を受けて本作品の制作にクリエイティブ面で参加。舞台となる1970年代のロンドンを再現するために、映画全般を支配するムードやカラー、撮影に関するアドバイスを行いました。

“トーマスの新作『裏切りのサーカス』への協力を依頼されたことを光栄に思います。前作の『ぼくのエリ 200歳の少女』は素晴らしい作品で数々の賞も受賞しました。トーマスからのブリーフィングはとても簡単なもので、私の考えを尊重してくれました。聞くと、きっかけはストックホルムで私が行なった講演会に彼が出席して私の物事に対する視点を面白いと感じてくれたことのようでした。その後、台本を読み、映画を取り巻くムード、色、撮影方法などいろいろなことへ思いを巡らせました。今までこのようなことは行なったことがなかったので、果たして自分が正しいことをしているのか全く分かりませんでした。しかし、トーマスが私のプレゼンテーションに満足してくれたことを非常にうれしく思います。” ― ポール・スミス

ストーリーは東西冷戦下の1970年代前半のロンドンが舞台。英国情報局秘密情報部M16とソ連国家保安委員会KGBは熾烈な情報戦を繰り広げており、ある策略により英国諜報部“サーカス”を去ることになった老スパイ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)のもとに困難な任務が下されることに。それは長年にわたり組織の幹部に潜り込んでいるソ連の二重スパイ<もぐら>を探し出すこと。標的は組織幹部の4人、<ティンカー(鍵掛け屋)、テイラー(仕立屋)、ソルジャー(兵隊)、プアマン(貧乏人)>。過去の記憶を遡り、証言を集め、容疑者を徐々に追い詰めていくスマイリーには、『レオン』のゲイリー・オールドマン。強烈な存在感を放つ役柄に扮してきた彼が、初めて寡黙な男に挑戦、瞳の奥に宿る表現や口元のわずかな動きだけで、初老の男を見事に演じています。

映画の公開にあわせ、ポール・スミス丸の内店2Fでは、主演のゲイリー・オールドマンとフォトグラファー、ジャック・イングリッシュの2人による写真展を4月14日(土)より開催。映画の撮影の合間に2人がセットで撮ったモノクロ写真からは、名優コリン・ファース、トム・ハーディ、ジョン・ハート、ベネディクト・カンバーバッチらの、作品の中での役柄とはまた違った一面を垣間見ることができます。

 

TINKER TAILOR SOLDIER SPY:
An Exhibition of photography by Gary Oldman and Jack English

2012年4月14日(土)~5月13日(日)
11:00~20:00(不定休)
ポール・スミス丸の内店
東京都千代田区丸の内3-3-1
TEL: 03-3240-0223